第3回自然言語処理勉強会で発表してきました
少々間が空いてしまいましたが、先週の日曜日11月7日、第3回自然言語処理勉強会で発表させていただきました。内容としては、自然言語処理において名高い教科書の一つである Foundations of Statistical Natural Language Processing の第3章 Linguistic Essentials を解説しました。
Foundations of Statistical Natural Language Processing (The MIT Press)
- 作者: Christopher Manning,Hinrich Schuetze
- 出版社/メーカー: The MIT Press
- 発売日: 1999/05/28
- メディア: ハードカバー
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以下は発表の際に用いたスライドです。
FSNLP Ch.3 Linguistic Essentials
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トークの際には時間の関係上省いたスライドを追加しています。
FSNLPは全編に亘って数式が飛び交う、まさに statistical な教科書なのですが、第3章は自然言語処理の基礎となっている、言語学に基づく概念を説明する章になっています。自然言語処理と言語学の関わり合いについてはまた別の機会に書きたいと思いますが、非常に個人的な動機としては、言語学で学位を取った同僚がいるので、その同僚が宇宙語を話し始めた際にも意思疎通を図ることができる程度の言語学に関する知識が私の場合必要です。